うろ

我が家のざくろの木、幹には大きな空洞がある。
下から上まで、ほとんど皮一枚で生きているような状態だ。毎年元気に実をつけ、何とか頑張っているが、つっかい棒がなくなったら確実に折れてしまうだろう。
ヒコバエというのだろうか、春には根の周辺や幹の途中には無数の新芽が伸びて、切っても切ってもでてくる。そろそろ自身の生命に限界を感じ、新しい世代に命を託そうとしているのかもしれない。