NHKの特報首都圏「"ブログ〟ブームでネットが変わる」

U氏は、頻繁に文書を作っている。彼は、長い間愛用してきたワープロを使って書いた原稿に、パソコンを使って印刷した写真を切って貼るという作り方をしている。その文書の内容がすばらしいので、アーカイブとして残しておきたいと、私は人ごとながら気になっていた。先週原稿を貸してもらい、試行錯誤を繰り返して、スキャナーで読み取ってPDFにするめどがついた。まず全てのデータをデジタル化して、あとは彼自身の手でそれができるように手順を説明しようと思っている。
U氏は、少なからずウェブでの情報発信ということにも興味を持っているが、パソコンを使わないので自分にはできないことだと思っている。ちょっと勉強すればできなくはないのだが、ホームページの作り方を覚えてもらうための時間はとれない。ブログを使えば知識がなくともホームページを作れるが、インターネットをほとんど利用したことのない人にその説明をするのは難しい。実物を見せようにも、彼は、ブログはほぼ100パーセントフィルターではじかれるという職場にいるのだ。
今朝たまたまNHKの番組予告で、特報首都圏が「"ブログ〟ブームでネットが変わる」という内容だということがわかった。ブログに関して何の知識もない人への説明にはもってこいの番組だと思うので、ぜひ見てほしいと彼に勧めておいた。
番組では、知識のない人でも気軽にホームページが作れるということと、トラックバックの機能を使って他のひとと連携が取れることなどをわかりやすく説明してくれた。また、トラックバックの機能を活用して、中越地震の災害復興支援のボランティアを集めたことなども紹介していた。
U氏は、興味を持ってみてくれたことだろう。月曜日にお目にかかるのが楽しみだ。