最終通告

「法務監査法人認可印」という朱印が押印されたはがきが届いた。もちろん今はやりの架空請求であることは間違いないが、それでももっともらしい朱印と、「最後通告」などと書かれたのを目にするとドキッとしてしまう。
はがきは「電子料金未納最終和解通達書」で、連絡のない場合は裁判所に出廷することになるらしい。分類コードも、訴訟番号も、差出人の組織名などもいかにももっともらしい。これでは思わず書いてある番号に電話をかけてしまう人もいることだろう。
面白いのは、公の組織を装ったはがきなのに宛名に筆字フォントを使っていること。お役所はこんなことは絶対にしない。上から命ぜられてはがきを作った人は、ちょっと「ワザ」を披露したかったのかな……