うっ

何度も言うようだが、我が夫は大の暑さ嫌い。帰宅して自室に着替えに行くと、必ずエアコンをつけて降りてくる。夏場、日中締め切っておいた二階は、風を通したくらいでは温度が下がらない。エアコンの力を借りないと、夜も寝られないくらいの暑さだ。
夕食の片づけが終わって、二階にものをとりに行ったとき、異常な暑さに私は驚いた。締め切っておいた暑さ、西日があたった暑さとか言うのではなく、もう、機械的になにかが熱を発しているとしか思えないような暑さ(熱さ)だった。すぐに夫を呼び、その原因を探った。
エアコンから出ている風は、ほとんど温風ヒーター状態。その下で首を振っている扇風機は、せっせと熱風を部屋中に撒き散らしている。もしかして冷房ではなく、暖房になってしまってるのではないかとリモコンを確かめるが、間違いなく冷房になっている。しかも温度は25度。通常、充分に冷える温度設定だ。
首をかしげているうちに夫が思い立って、室外機のあるベランダ側の窓を開けようとした。あ、そうだ。すぐに原因は察しがついた。ベランダの塗装をするのに、室外機に養生のビニルシートを貼って、きっと、そのままになってるんだ!!
窓の目張りをはがして外を覗く。案の定、室外機は丁寧にくるまれたままで、一生懸命ファンを回している。こんな状態では、どんなに頑張っても使命を全うすることはできないの、おつかれさま。
ちなみに、問題の部屋は、写真右上の奥に見える窓。