1ギガ回線

1月ほど前のある日、玄関のチャイムが鳴った。応対に出ると、某携帯キャリアのジャンパーを着た二人連れが丁寧に頭を下げていた。
インターネットの光回線を1ギガの新しいサービスに変更しないかという営業だった。1ギガと言ったって、パソコンも無線ルータも、どれも1ギガに対応していないのだから、面倒なことはしたくないと断った。
敵さんはそんなことでは引き下がらない。今は回線とプロバイダーの接続料を別々に、これこれの金額を払っているはず。新しい回線に換えると、プロバイダからまとめて請求されるから支払いは一つで済む。引き込みまでは確実に速い回線だから、機器が1ギガに対応していなくても、必ずスピードは早くなる。と、いろいろと並べ立てる。実際営業のいうほど早くなるとは思わないが、通信料を節約できるという部分に心を動かされた。
ということで、晴れて本日工事の運びとなった。工事は1時間ほどで終わり、接続テストも完了。
回線変更の目的が接続スピードの向上ではないにしても、実際どれくらいのスピードが出ているのかちょっぴり気になる。話のタネに一応測定してみた。
ノートPCは無線LANでは9Mbps

有線LANで21Mbps強

デスクトップは58Mbps近いスピードが出ている

古い回線だった時はデスクトップで37〜42Mbps程度だったと思うから、概ね40%のスピードアップと言った程度か。
工事の人の話では、実際900Mbps出ている例を見たという。これはLANケーブルやLANボードが1ギガに対応しているなど全ての条件が整った例で、通常は望める数値ではないだろう。