たま2歳

たまごっち減量大作戦は、たまごっちの死によって一応終了した。ところが今度は、トマトのママ減量大作戦を展開するはめになってしまった。昨日までのスカートがはけないほど、急に太ってきたのだ。この問題については、明日考えよう。
「3人も育てて、まだそんなことやってるの」と、妹に笑われた。自分でも本当にそう思う。育てることがおもしろいのか、ゲームが面白いのか、また、以前にも書いたように意地なのか良くはわからない。私だけでなく、Sもかなりのめり込んでいる。仕事中もうらの調理場からピッピッ聞こえてくる。マスターに怒られないようにと、一応遠慮しながらやっているらしいが、半端じゃない。おそらく私の3倍くらいペットと遊んでやっているだろう。
彼女は専業主婦として子供を育ててきた。私は仕事の合間に子育てをやっているようなものだったから、子供と接してきた時間には大きく開きがあるだろう。それぞれの家庭の事情や方針があるから、どちらがよいとはいえない。それなのに、Sの環境をちょっぴりうらやましいと感じることがあるのは、無い物ねだりだろうか。子供は育ってしまったから、比べてみようもないが、たまごっちをそれぞれのやり方で育ててみたい。育て方によって、違うものになるというから、どういう結果が出るのか興味がある。とりあえず、Sにもガーピーの育児記録を、つけてもらうことにした。