インターネット電話

妙高の母に「インターネット電話」のかけ方を教えた。母はさっそく試して、折り返し私に電話してきた。「なんだか英語でぺらぺら話しているだけでわからない」と言うのである。娘の夫、Brianが出たら、「陽子、陽子」と言えば良いと教えておいたのでそのとおりにしたが、相手は反応しないらしい。男の人の声かと聞くとそうだと言う。何のことはないBrianの吹き込んだ留守電である。母はとりあえず電話をつなぐことには成功したらしい。状況がわかり、気を取り直した母は、もう一度かけ直し留守電にメッセージを吹き込んでおいたという。
インターネット電話が簡単に、快適に使えるようになったので、これまで使っていた国際電話のサービスを解約しようと電話会社に連絡した。「何か不都合がございましたか」と言われたので事情を説明した。快く納得してくれた係りの人は、私の気がつかないことまで手続きをしてくれた。接客の手本のような応対であった。仮にこの会社でインターネットによる電話接続を行うときがきたら、私は迷わず使うことだろう。