新聞配達

このところ、新聞配達の事情がちょっと変わってきているような気配がする。

我が家の区域の配達担当員は先月の集金のときに、今度配達区域が変わって私は別区域担当になりますと挨拶し、新しい配達員を紹介した。新しい配達員は顔写真入の名刺を差し出し、きちんと挨拶をしてくれた。しばらくして、全配達区域の配達員の顔写真が入ったチラシが折り込まれてもいた。

その昔、新聞を作る人と売る人の違いを皮肉ったことばがあった。売ろうとする人は流れ者のようなプロの拡張員で、断ろうとするとドアに足をはさんで話を続けようとしたり、こちらが考える隙を与えず何かのチケットを手に握らせてから話をはじめるなど私もいろんな経験をした。幸い周囲の新聞販売店はほとんどわがレストランのお客様だったから、さりげなく拡張員にそれを告げると横柄な態度は消えたが・・・。

最近は、拡張員とのやり取りで不快な思いをすることも少なくなっていて、新聞業界全体の意識が高まっているようだ。