給食

以前陽子がアメリカの学校給食がファーストフードにとって変わられつつあるということをいっていた。へえーという反面、それは特殊な例でごく一部のことだろうと思っていたがどうもそうではないらしい。今日午前中に見たテレビでも、ナゲットとフライドポテトと、飲み物というメニューを一例として見せていた。
社団法人日本酪農乳業協会のWebサイトのhttp://www.j-milk.jp/white/にも「給食にファストフード? 」として、同じようなことが載っている。

給食にファストフード?  ここ数年アメリカでは、日本でもお馴染みの大手ファストフード・チェーン(以下、FFC)が学校給食マーケットの開拓に乗り出し、物議を醸しています。  給食市場は企業にとって非常に魅力的なマーケットなのでしょうが、 総じて反対派は、FFC給食の栄養バランス面に不安を抱いているようです。  一方、すでにFFC給食を導入した学校からは、「これまでの給食も一種のファストフード」「食べる食べないを決めるのは生徒自身である」「魅力のない献立を前に、何も食べない生徒がいるよりはまし」との考えが寄せられたといいます。

開き直り同然の学校側の発言も、給食自体が選択制だからできることだろう。それにしても、日本ではとても言えないことばだろうな。

ニューヨークなどの一部の学校では、腕のあるシェフを招いて、確かな素材を使ってきちんと調理された料理の給食を提供する試みをはじめているという。とはいえ、これはごく一部の恵まれた家庭の子どもたちだけが受けられるサービスで、誰もが平等に受けられるものではないだろう。