親子丼のコツ

lunch_lunch2005-05-29


甥のコンサートで行った池袋。
山手線の新宿から上は、高田馬場、大塚、田畑などは行ったことがあるが、なぜか池袋にはこれまで行く機会がなかった。いまさらながらの感がなくもなかったが、いちおうサンシャイン60に行ってみた。飲食店を物色しながら1時間ほど歩きこれはという店を何店か見つけたが、どこも行列で30分〜1時間は待たなくてはならない。時間も押してきたので豪華ランチはあきらめて、入ったのが親子丼の店。まったくのところ味は期待してなかったし、でてきた親子丼もそのとおりの味だった。
ただ、ひとつ収穫はあった。思うところあって選んだ席だが、そこはねらいどおりの位置でカウンター内の作業の様子を観察することができた。
老舗の作り方を紹介する番組などで、親子丼の作り方のコツはある程度は知っていた。玉子を2回に分けて入れることで、あの、きらきらと輝くような玉子の表情がでてくるということだ。でも、火力や、玉子を入れるタイミングなどがいまひとつわからなかった。ここは老舗ではないが、曲がりなりにも専門店だ。プロの手際のよさと、全てのタイミングをつぶさに見ることができたのは大きな収穫だ。
皆さんご存知だとは思いますが、私が見た親子丼のコツを書きます。参考にしてください。

◇おいしい親子丼の作り方(材料:鶏肉、たまねぎ、だし等適量、玉子1人前3個)◇
1.丼用の鍋につゆを入れ、強火にかける。
2.スライスしたねぎ(またはたまねぎ)と、一口大に切った鶏肉を入れる。
  ※この店はあらかじめ火を通した鶏肉を使っていたので、肉が硬くてまずかった。
3.肉に火が通って、汁がグラグラと泡立つくらいに煮立っているところに、半量のとき玉子をまわしいれる。
4.丼にご飯をよそる。
5.約20秒ほどで残りの玉子を入れ、約10秒で火を止める。
6.ご飯に載せて、すかさず丼の蓋をして出来上がり。
  ※この「蓋」は結構重要かも
  ※家庭のガスは火力が弱いので、時間は調節が必要かも