ザ・インタープリター

夕食の支度をはじめる頃になって、夫が映画見に行こうかという。
私は、昨日のランチ会でM先生から映画の話を伺ったばかりなので見たいものが何本かあったが、上映時間の関係でザ・インタープリターを選んだ。
M先生のお話では、これは実際に国連の建物、通訳ブースを使って撮影した初めての映画とのこと。そのことへの興味もあったが、最近渋みが加わって感情を押さえた演技が様になってきたショーン・ペンの演技もみたかった。
サスペンス仕立てながら、深い悲しみに対する怒りと寛容という二つのテーマをうまく絡みあわせた展開は、始めから終わりまで緊張感を強いられるものだった。