スターウォーズエピソード3、先行レイトショー

最前列までびっしりの観客で、開演間際まで客席はざわめいていた。
直前のチケット購入で、開いていたのは前から3列目のC。大スクリーンのC列は、ラスベガスのアトラクション並みの迫力。CMや予告編の段階で、すでに船酔いに近い状態だ。いよいよ本編上映が近づいて両サイドのカーテンが音もなく開き始めると、周りから小さなため息が漏れる。どう考えても、この位置で画面すべてをカバーすることはむずかしい。小さな声で夫と、右左半分ずつ担当しようかと半ば本気の冗談も出る。
内容がわからなかったらどうしようという不安がよぎるが、今回はたまったポイントを使っての入場だった。場合によっては、落ちついたころに見直してもいいと思っている。
(まだごらんになっていない方のために詳しくは書かないが)シンプルなストーリーは第1作目に違和感なくつながっていくものだった。登場人物も少ない。そのため、内容も問題なく理解できたし、とりあえずは見直さなくても大丈夫みたいだ。
終わったのは12時近かったのに、ロビーはこれから入場する客でごった返している。グッズの特設売り場には、見終わった客が長蛇の列をなしている。開演前は空いていたのに……