今日のランチ

lunch_lunch2006-02-09

大分県庁裏にあるこの店。名前はこつこつ庵。
風情にそそられて入ってみた。関あじ、関さばが食べたいというと、それならさしみよりお寿司とだんごじるがおすすめだと言う。オーダーして楽しみに待っていると、関あじも関さばもまだ入ってきていないという。
しかたなく、普通のあじのお寿司とだんごじるを待つ。

小ぶりのあじで、間に大葉を挟んであるおいしいおすしだった。だんごじるは味噌じたてで、さといもやごぼうほうとうのように平たく延ばしただんごが入っている。郷土料理というが、泥臭さはない。どちらかというと薄味であっさりしている。小皿にかぼすが付いてきて、だんごじるが半分くらいになったら入れるようにと店の人が教えてくれた。
この写真でも分かるように、この店は昭和30〜50年代の看板で飾られている。店のカウンターには、むかーーーしうちで使っていたり、おばあちゃん家にあったようなお皿が、無造作に積んである。
夜ホテルに帰って調べてみると、結構こだわりの店らしい。一発でこの店にたどり着くあたり、私の感も鈍っちゃいないと見たね。
夜は夜で、ホテルの近くの居酒屋に。できれば大分らしいものをと、いろいろ考えてオーダー。鶏肉もおいしくて、炭火焼は絶品。とり天はどうもいまいちだった。やはりお魚はおいしくて、さばの姿作りが一番おいしかった。関さばまでの予算はなかったので普通のさばを頼んだが、癖がなくあっさりとしていた。さばがこんなにおいしいとは、と感動の一品になった。