怒っ怒怒怒怒怒っ

会社に行こうと電車に乗った。一駅先の駅に普通電車が止まっていた。通常ではありえないことなので、構内放送に耳を済ませた。3つほど先の駅で発生した車両故障の影響で現在上下線とも普通になっているという。復旧の見込みは立っていないというが、いずれにしても先着の電車から動くはずだからと、乗り換えて待つ。
30分近く待ったところで、復旧の見込みがないので、折り返し運転をするという。その折り返し点は私が目的とする駅の二駅手前だ。そこまで行ってもそこから先が復旧する見込みは立っていない。事情を説明して、私がしようとしている仕事の代役をお願いすることができたので、戻ることにした。
動くと言ってからさらに10分ほど待たされて、元の駅に戻ったのは1時間近く後のことだった。
私は、一駅往復はしたが目的地までは行くことができなかった。当然、今回は運賃はかからないはず。と、窓口の列に並んだが、ここで、想像もしていなかった事態に陥った。
私が使っているのはMobile SUICAだが、これはJRのシステムなので、私鉄の窓口では清算できないといわれた。簡単に済まそうとする駅員の話しぶりに、言うことが一瞬では理解できなくて、聞き返すが同じことを言うばかりだ。私のSUICAはこの駅で入場したことになっているから、出場の処理をしなければ次に乗ることができない。通常SUICAPASMOは入場券としては利用できないから、入った駅で出ることは許されていない。窓口で理由を言って、機械で処理してもらうことになる。私の利用する駅は地下鉄と私鉄合わせて三つの路線が通っている。地下鉄に乗るつもりで別の私鉄に乗ってしまったり、その反対をしでかしたことが2度ほどある。また、先日は新宿で私鉄に乗ろうとして、うっかりJRの改札を入ったところで気がついた。自慢できることではないが… で、その時に駅員さんに言って処理してもらった経験がある。確かに私鉄の駅でSUICA(カードだが)の処理をしてもたらった記憶もある。
それを説明して、なおも食い下がると、駅員も簡単にはすまないことがわかったようできちんと説明してくれた。つまりPASMOSUICAのようにカード式のものは、駅にあるカードを通す方式の機械で処理できる。でもMobile SUICAのようにタッチ式のものを処理する機械がないのだという。
それはわかった。じゃ、それであなたを責めるわけではないが、私はどうしたらいいのかと聞いた。
これを持ってJRの駅に行って処理をしてくださいと、証明書を渡された。JRの駅に行くには再び電車に乗らなくてはならない。いくらでもないが往復の電車賃を払っていくのなら、せめて一駅乗ったことにして処理できないかと聞いてみたが、とにかく機械がないのでできないと…
さすがにこれ以上言ってもどうにもならないので、証明書を受け取って改札を出た。たまたま、3日後にJRに乗る予定があるので、そのときに処理をしてもらおうと…
それにしても、この上なく便利と思われるシステムの大きな落とし穴を見つけた気がする。
仕事の目的を果たすことができないのに、時間を無駄にしたあげくに、無駄な駐車料金を払うことになった。
この怒りは、どこにぶつけたらいいのだろうか…