虹!

lunch_lunch2008-11-01

4時に自宅を出発し、妙高へ向かう。
天気は良いとは言えないが、「ハイパー天気オトコ」の夫が車を進めるにつれて、陽光が差してくる。ついさっきまで雨が降っていたように道路はぬれているが、青木湖のあたりは明るく輝いていた。海ノ口駅あたりで湖を見ると、向こう岸にかかった虹が、湖面にまでその足を伸ばしている。こんな風に、虹の始まる場所を見たのは初めてだ。車を降り、線路を超えてあちこちで写真を撮る。
もういいだろうという夫の声に促されて、車に戻る。スタートした車から振り返ると、虹の反対側が目に入った。虹の終わりも、始まりと同じように湖の中だった。

さらに車を進め、白沢峠のあたりで振り返ると、雪化粧をした白馬の山々が輝いている。天気は上々で、紅葉も美しい。
 

鬼無里に入ったあたりは、雨が降ったり、やんだり、日が差したりしている。大望峠 に差し掛かるあたりで、またもや虹が見えた。方向が違えば見えなくなるのだから、不安ではあったが急いで展望台に向かう。展望台付近は天気雨が降ってはいるが、日は差して、柵の向こうにくっきりとした虹がかかっていてる。この日二つ目の虹だ!この虹もよく見るとはじめから終りまでしっかり見える。しかも、つい目と鼻の先で、手を伸ばせば届きそうなところで始まっている。
これまで虹は山の上や遠い空にかかるものとばかり思っていたが、よく考えてみると夏の水撒きのときに見る虹は小さくてすぐそこにある。それが自然にできた所に偶然出くわしたと思えば、不思議ではないか。