マスクその1

lunch_lunch2009-05-01

豚インフルエンザの厳戒体制の中、アメリカより帰国した。
着陸前には、機が停止してドアが開いても、シートベルトをしてそのまま席についているようにという機内アナウンスがあった。検疫官が乗りこんで、機内で記入しておいた問診表の回収と、サーモグラフィーによる検査を実施するという。
停止後しばらくしてゴーグルとマスク、ブルーの白衣(とは言わない?)を着用したスタッフが乗りこんできた。なんとも物々しい姿だ。日本語と英語での説明のあと、検疫官がサーモグラフィカメラで乗客たちの発熱状況の確認をはじめた。ゆっくりしたカメラの動きに一瞬緊張が走るが、すぐにあちこちでフラッシュが光りはじめた。乗客たちが検疫官の姿をカメラに収めているのだ。
でも、サーモグラフィに向かってフラッシュはまずいんじゃないかな…

そのあとには問診表の回収が始まり、疑問のあるような書き方をしている乗客は検疫官に質問をされている。それでもなんとか問題なく最後まで進んだようだった。
全員の安全が確認されて、解放されて機を降りて、バゲッジクライムに着いたら、スーツケースがぐるぐると回っていた。すぐに荷物をピックアップすることができ、入国審査は行列もなく、結果的にスムーズに出てくることができた。