たま7歳

Yが、ホームページのタイトルをつくってくれた。Yは、現在ワープロの練習中を始めて3カ月ほどたったところである。彼女のDOS一太郎で打ったものを、週に一度持ってくる。それを、私のワード97でレイアウトをして、仕上げている。Yはよく「この字はなんて読むの」と聞いてきていた。ところが、今日彼女のつくっている文書を見ると、かなり難しい熟語が、ちゃんと打ってある。誰に聞いたのかと訪ねたところ、「機械」と答えてくれた。「読めない字は人に聞かないで、ここをこうして........」と教えておいたことをしっかり覚えていて、苦労してその文字を探しだしたのである。Yは、私の教えることに、素直に応えてくれる。「キーボードを見ないで打つように」というと、努力をして、今ではゆっくりだが、ブラインドタッチができるようになっている。それを教えた私が、未だにキーボードとにらめっこして打っているのにである。
Yは、ただ素直なだけではない、探求心も旺盛である。今日も、練習の間の息抜きに、タイトルをつくってくれるよう頼んでおいた。私は、とりあえずの使い方だけ教えておいただけで、その後は、彼女に任せておいた。Yは自分で工夫して必要な操作を見つけ、10個ほど造ってくれたのである。その中からこれを選んで使わしてもらうことにした。

指導するものと、されるものには信頼関係が必要である。信頼を抱くことができたら、素直にその指導に従うことができる。私も、Hに文章の書き方などを、指導してもらっている。充分信頼はしているが、どうもあまり素直な生徒ではないような気がする。親子ほども年齢が離れていることが原因であろう。Yを見ていて、私も「もっと素直にならなくては」と反省している。
夕方、Sから電話。ガーピーが、ボタンを押しても反応しないとのこと。昨日、私がちょっといじった時も、反応が鈍かった。最初は堅いボタンだったが、使っているうちにかなり柔らかくなってきていたのである。ガーピーは、このまま死んでしまうのかもしれない。
ばい菌マンになってしまったたまは、朝は11時まで寝ている。しつけはやっと7までに回復した。
今日も忙しくて、途中でYやTに、ベビーシッターを頼んでしまった。またしても、詳細な記録をつけることができなかった。ばい菌マンになってから、しつけが0でどうなることかと心配した。夕方になって二回ほどコラ!をしてやっと7まで回復したのである。