雪のあした

昨夜から降り始めた雨は、夜半過ぎに雪に変わった。朝には10センチほどの積雪になり、例によって交通機関は大幅に乱れているようだ。次女は13、14日と一泊で博多に出張していたが、一日ずれていたらどうなっていた事か。
彼女は「運動不足だから、体を動かしたい」と駐車場の雪かきをかってでた。黒い長靴、紺のビニールのかっぱの上下に身を固めている。その格好で赤いダンプを押し、駐車場を動き回る姿は一見に値する。今日はカメラが手元にない、「ウー、カメラがほしい」。次女としては単に「体を動かすのに都合のよいこと」程度に考えて、遊びのつもりでいるのだろうが、夫はその様子を、この上なく嬉しそうに目を細めて眺めている。「親の手伝いをしてくれる」と思えるのだろう。次女は雪かきの後「ちょっと雪道の練習」と車で遊びに出かけた。思いがけず楽しい休日を過ごしているようである。
さまざまな障害が生じるにも関わらず、雪は人(私?)の心を浮きうきさせてくれる。これが雨だったら、どうという事なく一日をすごしてしまった事だろう。

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朝のトマトは椎野が10時から入る予定だった。ひどい降りなので休みたいと連絡があったら休ませて、私が入ろうと思っていたが時間通りに出勤してくれた。昼に彼女にあって聞いたところ「途中で車が走れなくなったら、バスで来ようと思ってた」とあっさり。たかがバイト、されどバイトというところか。