冬なのに夏みかん

バス停に向かうのにいつもと違う道を歩いた。ブロック塀の上に大きな実がたくさんついた夏ミカンの枝が伸びていた。「あ、夏みかんだ」。なにげなくそう思ってふと気がついた。家のすぐ近くにも小さいがたくさん実のついた夏みかんの木がある。なぜこの時期に実がなるのに夏みかんと呼ぶのだろう。今までもなんども目にした風景なのに、疑問に思ったことがなかった。帰宅後にインターネットで検索したところ、全国子供電話相談室のWebページに答えがあった。私は小学生並みの疑問をもったということかだろうか。

みかんの仲間にはたくさんの種類がある。本当の夏みかんというのは春に花が咲き、次の年の夏にかけて実が熟すものだが、最近はさまざまな種類のものがあり、夏になる前に収穫できるのもあるという。