名古屋の食文化初体験
我が家の近くには、カフェラバッツァ(http://d.hatena.ne.jp/lunch_lunch/20040830)とはまったく違うタイプのコーヒー屋がある。
この夏前に開店た「珈琲所 コメダ珈琲店」だ。
「珈琲店」って、いったい何なんだろう・・・・・・・、コーヒー豆を売っているにしては店が大きいし・・・、今時喫茶店でもないだろうし・・・・と、ずっと???????だった。昨夜淳子が、朝食メニューがあるらしいから行ってみようと言うので、今朝の朝食はコメダ珈琲店と決めていた。
店内はあたらしくてきれいだが、お世辞にも洗練されているとは言いがたい一種独特の雰囲気がある。メニューに並ぶ写真も、デザートや料理のネーミングも独特だ。スペシャルコーヒー (生クリーム・砂糖入り)なんてのがあったり、アイスティーにソフトクリームが浮かんでいたり、デザートは生クリームの代わりにソフトクリームがのっていたり・・・・・・・・・・。
「モーニングセット」のショーカードもある。モーニングセットって、珈琲を頼むと黙ってトーストと卵がついてくる、あれでしょう??、もう何年も聞いてないなぁ・・・・・・・・。
何を頼もうか迷っていると、淳子が、名古屋にあるらしいよこの店と言う。
おおそうだ、たしかにこれは名古屋の文化だ!!名古屋では、喫茶店のモーニングセットで朝ご飯を済ます習慣があると聞いたことがあった。喫茶店のメニューも独特のものがあるとも・・・。
いきなり、わけのわからないものに挑戦するのもなんだから、私はシナモン・ウイーン(シナモン入りミルクコーヒー)を注文。夫がアイス珈琲を頼むと、店員が砂糖入りでいいかと訊ねてくる。その方が味にこくが出るのだという。しらなかった・・・・。
厚切りの山形パンのトースト(たて半分に切ったもの)とゆでたまごのモーニングセット、私と夫はすっごい久しぶり、淳子はもちろんはじめての経験だ。夫はこのトーストが殊のほか気に入ったようで、また来ようといっていた。しばらくの間、彼のマイブームとなるんだろうな、この店。
最近は、関東地方にも何店か出店しているらしい。つきみ野にもあるという。私たちが行ったのは8時過ぎだが、途切れることなく家族連れや、中年の夫婦が入ってくる。関東地方でも、休日の朝食はコメダ珈琲店へなんてひとが増えているのかな・・・・・・・・。
コメダ珈琲店:名古屋、中京地域で200店を越す店舗展開をして、名古屋人の生活に密着している。「こめだの広場」という個人のサイトもある。