焼きまんじゅう

職場の方からいただいたこれ、群馬名物「焼きまんじゅう」。私の大好物！
群馬県には水田がなく、穀物といえばオカボ（陸稲）と麦だ。その麦で作ったうどんは有名だが、この饅頭も知る人ぞ知る一品だ。中華まんの側（こちらはキレが悪いが）のようなまんじゅうを4つ、太い串にさし、甘い味噌をつけて焼く。食べたことのない人には想像がつかない思うが、群馬県で暮らしたことのある人ならだれもが懐かしく思う味だろう。
私の子供の頃と言うのは、まさに「ととろ」の時代。買い物に行くにも汽車（電車）に乗って大きな町まで出かける。そんなときに、まんじゅうやに立ち寄って、一串焼いてもらって食べたりした思い出がある。
今でも沼田に行ったときなど、必ずと言っていいほど買ってくるし店内でも食べるが、このところちょっとご無沙汰している。久しぶりの焼きまんじゅう、5時という夕食前でおやつには遅い時間だが、待ちきれないのでじっくり味わわせていただきます。
強火で、少し焦げ目がつくくらいに焼き、たっぷりの味噌をつけてもう一度焼く。