スパムメール

某大手プロバイダの社長、一日平均2000通のメールのうち90%以上が迷惑メール(2月14日付け日経新聞)。チェックに忙殺され重要メールを見落とす可能性が大なので、海外とのやり取りは全て電話に切り替えたと言う。
もちろん手を拱いたわけではなく、ありとあらゆる対策をこうじた結果の選択だったろう。こういう立場にいる人でさえこうなんだから、受信を望まないメールを排除するということに効果的な方法は、いまのところないということだろう。
私ももちろんこれほどではないが、一日50通程度のメールの内90%くらいは迷惑なものを含む不用メールだ。
これまで、振り分けのためのいろんな方法を試してきた。1)メールソフトで振り分ける、2)メールソフトの手前で振り分ける、3)プロバイダのサービスを使う、などだ。このうち1と2は、単なる迷惑メールはともかくウィルスが添付されたメールもローカルのPCにダウンロードすることになり、間違ってクリックしたりする可能性が皆無とはいえない。3の方法は、ウィルスはチェックしても、100M以上の添付ファイルもウィルスとみなされたり、迷惑メールブロックの設定も面倒と、どれも不満が大きいものだった。
そこで、最近私が使っているのがウェブメール。プロバイダによってはPOPメールをブラウザで読むことができるが、まずそれを利用して不要なメールを削除する。その後、あらためてメールソフトで読み込む。なんともローテクな手段だが、ある意味一番確実な方法ではある。