キング・コング

3時間強の大作。あまりの長さに、途中一瞬意識が遠のいてしまった。
正直言ってそれほど面白い映画ではなかった。ストーリーは1933年の初作に忠実な内容になっているようだ。が、私は過去の「キング・コング」どれもまともに見たことがなく、本当のところはわからない。しいてよかった点を挙げるとすれば、CGと人の絡みが進化したということくらいかな。映像恐竜との追いかけっこのシーンなんかはリアルだった。映像を見るには面白い映画だったが、その他は、アンとキング・コングの心の触れ合いもよく理解できなかったし、胸を打つものも、目を見張るものもなかった。これならビデオになるのを待って、家でみてもよかったかな…
同じ「長」大作でも、ロード・オフ・ザ・リングは映像もすばらしかったが、なにより3時間見る人(私)をあきさせないものがあって面白かった。ピーター・ジャクソンは大好きな監督の一人だったのに…
それから、今日のシートはH。いつもはこの辺りがちょうどいいと感じるが、今回は少し前過ぎるような気がした。アップが多かったせいなのかな?それとも、少しスクリーンが大きかったせいかな?