二度と聞かない!

lunch_lunch2007-08-19

旅行中、2度地図を見せて道を尋ねた。1回目はコンビニの店員で、2回目はガソリンスタンドの店員。どちらも30代前半の女性だ。この2回の経験から、私は今後旅先で地図を見せて道を尋ねることは絶対にしないと、固く誓った。
山奥の秘湯に向かっているときのこと。西行してきた道を北に向かって右折しようとして、角にあるコンビニに立ち寄った。目的の温泉までの道の状態を尋ねようと地図を見せ、まずこの店の位置を確認した。それを見た彼女は、私が示した場所より15キロほど西を指し、この店はこのあたりにあるという。もう一人の店員にも確認し、間違いないという。私は、今しがた通り過ぎてきた寺の名前も確認し、それを地図の上でも確認している。地図をみるのは大好きな私は、自分が絶対に間違っていない自信がある。でも、地元の人にこうまで確信を持って言われると、少しは気持ちが揺らぐ。
彼女は、それでも戻らなくても大丈夫。この道を20分ほど行ったところに橋があり、それを渡ったらT字路になっている。そこを左折してしばらく行くと目的の温泉にいけると教えてくれた。
あれ?それってやっぱりこの道じゃないか。なんということだ。結局そこは彼女が指差したところよりずっと手前の、本来私が曲がろうとしていた交差点だった。
あーあ、聞かなきゃよかったよ。