紅葉三昧

lunch_lunch2009-11-01

この日のメインイベントは中房温泉
7時に妙高を出発して、まずは鬼無里に向かう。途中紅葉に誘われて、これまで通ったことのない、荒倉山の林道に入ってみた。ここは平安時代、鬼女「紅葉」が住んだという伝説の巌谷のあるところだ。その紅葉が平の何某かによって滅ぼされたことによってこの村が『鬼無里』と名付けられたという。
山道の入口あたりは道が狭く、対向車が来たらよけられるかという不安を覚えるほどだった。引き返そうかとも思ったが、山の美しさに誘われて奥へ進む。途中からはまあまあの広さになり、ゆとりを持って周囲の景色を楽しむ。交通量も多くはないようで、降り積もった落ち葉が轍の跡を消している。
寒冷前線が南下していて今日の天気は午前中が山ということ。気持ちは急ぐが、戸隠山の峰々を一望できる眺めの良さに、何度も車を止めて、眺望を楽しむ。

思いもかけない素晴らしいドライブを楽しんだあと、遅めの朝食に鬼無里のいろは堂のおやきで腹ごしらえ。ついでにお土産もひと箱購入。ここは上品な感じのおやきが楽しめる店。
店舗の二階はギャラリーになっていて、この日はギャラリー鬼無里の館長で彫刻家である桑田弘雄氏が針金細工の実演を行っていた。制作の合間に他の作品の解説などもしてくださった。同行者がいて、時間もないのでゆっくりはできなかったのが残念。