トロッコ列車「奥出雲おろち号」

米子から出雲三成へは当然のことだが、JRを利用。木次線木次駅からはトロッコ列車を利用。これは意図して組んだ行程ではなく、まったく乗り継ぎの都合からこうなったのだが、ここにもこの旅の幸運を感じることができた。
おろち号と名付けられたこの列車は、ディーゼル機関車を含めて3両編成の観光列車だ。客車部分はトロッコ列車と、普通の客車からなっている。乗客は1両分の64名で、トロッコ列車に載っていて寒さに耐えられなくなったら、後方の客車に移動できるようになっている。
 
停車駅には、神話にちなんだ駅名が付いている。出発点の木次駅は「八岐大蛇」われわれの下車駅出雲三成は「大国主命」で、それぞれの駅にイラスト入りの看板が観光客の目を楽しませてくれる。
のんびりと走るトロッコ列車で深まる秋の山里の風景を楽しんでいると、車内販売がまわってきた。地元の名産品を取りそろえているようだが、われわれのところに来るまでにほぼ売り切れてしまったが、残っていたプリンを頂いた。