本日の主役「藤沢炒麺(チャーメン)」

lunch_lunch2010-07-31

その存在は知っていて、これまでも食べようと思えば食べる機会はあった。でも、私はいわゆる屋台の焼きそばの類は好きではない。なので、これまでは、あえて食べようとすることはなかった。
4か月ほど前に、このチャーメンをもって地域おこしをしているKさんと、ひょんなことから知り合いになった。知り合いがやっているとなると話は別だ。今日、地区の夏祭りで屋台を出すという情報を得て、さっそく仕入れに行ってきた。

強い日差しの下のテントの中で、黒いTシャツを着て、汗だくになって麺を炒めているTさん。注文にちょっとした行き違いがあって、麺の届くのが遅れたと話してくれたKさん。だれも皆笑顔が美しい。地域のためにこうまで一生懸命になれるものかと、尊敬の念を抱く。

かくして、この炒麺が本日の主食として我が家の食卓に鎮座することとなった。
地元産の粉と野菜を使っているということは知っていた。少し粗めに挽いた黒目の粉は、一瞬「そば粉?」と勘違いするほど薫り高く、驚くほどその存在を主張していた。豚肉もおいしかった。正直野菜の旨みまではわからなかったが、この麺は、機会があったらまた食べたいと思う。