好みの問題?

異業種交流会に出席した。起業まもない、あるいは、起業を目指す個人や組織が商品を持しち寄っての交流会だ。食品関係が多かったが、その中で私の興味を惹いたのは、コーヒーと中国茶
我が家で毎朝飲むコーヒーは、以前は同じ職場のAさんに買っていただいたものだった。苦味や酸味が強くなく、とても中立な味だ。豆の挽き方もあらく、まさに私好みの味のコーヒーが飲めていた。でも、最近は好みのものに出会うことができず、適当なもので我慢していた。
そんなわけで、まず一番に試飲したのが100パーセントのコナコーヒー。うまくいけば新たなわが家のコーヒーとなるものに出会えるかもしれないと……
出展者は、その辺りの店でコナコーヒーとして売られているのは、実際には10パーセントくらいしかコナが入っていないという。セールストークと100グラム1000円という価格にかなり期待したが、一口飲んでがっかり。深みも、まろやかさもない、ただ苦いだけのコーヒーだった。そのくせ、コナコーヒーの特徴もない。この豆が、紛れもない100パーセントというなら、もう少し特徴のある味が出せるのではないかと思う。納得がいかなかった。
もしかしたら、豆の挽き方に問題があるかもしれないと思った。あまり細かく挽きすぎると、いらぬ味まで出てしまい、本来のコーヒーの澄んだ味が消えてしまう。挽いた豆を見せてもらうが、比較的粗挽きなのでそれが原因ではなさそうだ。あとは落とすのに時間がかかりすぎることも原因かも知れないと思った。でも考えてみると、ここで私がコーヒーの味の追及をする理由もない。単に私の好みの問題だからと自分に言い聞かせて、その場を離れた。

それではと、次に行ったのが中国茶の店。ここでは数種類のお茶を試飲した。
ジャスミン茶がおいしかった。試飲したのは、100グラム600円のものともっと高価なもの。6回香り付けをしたという最高級品もあったが、私は一番安いので十分と200グラム買った。あとは凍頂烏龍茶と竹山四季春茶を飲み比べたが、私は竹山四季春茶のすっきりした味と香りに惹かれた。こちらはちょっと高いので、50グラム(800円)を購入。
おいしいコーヒーに出会うには、座して待っていてはだめだよね。今度は先日某講座の講師から教えていただいた、S駅近くのコーヒー屋を探検してみよう。でも、どこにあるのかな?