バレリーナも汗をかく

昨日のバレーで判明したこと

昨日は前から8番目の席でバレーを鑑賞することができた。舞台のバレリーナの息遣いまで聞こえるほど近い席だった。おかげで、これまでテレビで見ていてはわからなかった2つの疑問が解けた。

1.バレリーナは汗をかく(動きの激しさに応じて、流れるほどの汗をかく)。
2.腕や胸、背中にもドーランをぬっていた(男性のダンサーにリフトされると、二の腕のドーランが剥げ落ちる)。

私はこのときまで、もしかしたら、本当にもしかしたらバレリーナは公演に先立ち水断ちをして、汗をかかないように体を調整するのかもしれないと思っていたのだ。

実はこのことはこっそり自分の胸のうちに秘めておくつもりだった。それなのに、幕が下りるなり「汗かくのね」とみち子が言い、続いて「体もお化粧して・・・、落ちるし・・・」。

なんだ、そっくり同じことを考えていたんだ。芸術的な面に集中して、鑑賞すればいいものを、集中力にかけるわれわれはことばかり考えてみていたのだ。

お互いに同じことを考えていたことを知り、ほっとするやら、あきれるやら・・・。